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【社員interview】社会へ大きなインパクトを出せるマーケターへ。結果にコミットし、常に粘り強くチャレンジする大切さ。│安部匡史(ブランドマネージャー)

パリコレブランドの販売員から新規事業のブランド開発へ

ーまずは簡単に今までのキャリアを教えて頂けますか?


新卒でパリコレブランドのアパレル企業で販売員として社会人のキャリアをスタートしました。お客様の顔を見る現場を経験し、その後、本部営業部へ異動となり、MD/店舗開発/マーケティングと業務領域を拡大していきました。SPA型(企画-製造-販売まで自社で行う事)のビジネスモデルだったので、企画→エンドユーザーまでの上流工程から一気通貫型でブランド運営に携わってきました。その後、社内公募にて新規事業開発部へ異動となり、新規ブランドのマネージャーとして異業種・他領域のIP/コンテンツを軸に、ファッション以外のアニメ・漫画・アート・ゲームや、インフルエンサーや芸能関係とのコラボプロモーションを多数実施し、ファッションの新しい可能性を発信する、新しい仕組み作りに取り組んでいました。


社内・社外のクリエイターと共創したコスメ・ヘアケア・フレグランスなどのブランドチームリーダーとして事業収益をマネジメント

ー現在の業務・担当ブランドを教えて下さい。


親会社である「UUUM」所属のクリエイターに加え、社外のクリエイターとも共創してブランド立ち上げ・運営を行っています。 ヘアケアブランド「EXGEE」(動画クリエイター「ESPOIR TRIBE-エスポワール・トライブ-」がプロデュース、全国の若者が集まる人気サロン「AKROS-アクロス-」が品質監修)、コスメブランド「leur charme」(美容系動画クリエイターnanakoななこがクリエイティブディレクター)、フレグランスブランド「SCENT OF NOTE/ETERNAL」(錦戸亮「SCENT OF NOTE(セントオブノート)」・赤西仁「SCENT OF ETERNAL(セントオブエターナル)」がプロデュース)のブランドマネージャーとして、事業収益を管理しながら、商品開発やその在庫投資量の決定、認知拡大・好意度向上・購買の購入へのステップを実現するためのプロモーションやプレファレンス向上(好意度)の為のマーケティング施策、広告展開などを行なっています。


人の持つ可能性、エンゲージメントの高さを実際に肌で感じる経験を経て

ーそもそも転職して「P to C」という新しいビジネスモデルにチャレンジしようと思ったきっかけは何があったんでしょうか?


前職では新規事業で0ベースからブランドを立ち上げの中で、トップライン(売上)向上を図る為にメディア接触・ユーザー認知率を向上させる事が最も重要なミッションでした。そのミッションをクリアする為に、ブランドのPOD(Point of Difference、ブランドの強み)をメッセージ発信する際、インフルエンサーを絡めたコミュニケーションアイデアが多かったのですが、「ヒト」を起点に発信されたエンゲージメント力のインパクトに圧倒されたのが一つのきっかけです。
特にロールモデルが明確にある傾向が強い、Z世代を中心に「パーソン・オリジン」(ヒトを起点に商品やコミュニケーションプランを企画する)のビジネスモデルが、今後大きなビジネスチャンスなると、強く肌で感じ始めていました。
前職での仕事に不満は全くなかったのですが、一度きりの人生、もっと新しい事にチャレンジしたいと思い、スタートアップの環境で自分のスキルを試したいと常に考えていました。
そんな時、代表の重本のインタビューをメディアで読み、P to Cというビジネスモデルと共に、UUUMという強力なアセットを持つ環境の中で、新しいビジネスを0から作る事にチャレンジしたいと思い入社を決めました。


ユーザーを含めたステークホルダーの“不”をどう解決するのか、を常に考え続けています。

ーブランドを作る事の大変さ、やりがい、大切にしている事があれば教えて下さい。


私たちは、インフルエンサーのファンだけをターゲットにビジネスをしているわけではありません。
単発的なグッズ展開ではなく、継続的に続くコンシューマーブランドを作る事をミッションに掲げています。
色々な定義があるかと思いますが、ブランドとは「製品+意味(約束)」があって初めて成立されるものだと私は思っています。「誰に」「何を」「どう提供するのか?」を明確に、何の為にこのブランドを運営するのか、という事を常に意識し続ける事を大切にしています。

その為にどう消費者へブランドメッセージを届けるのか?いかにブランドの製品を使用してもらって、消費者を幸せに出来るのか?を常に考えています。
例えば、動画クリエイター「ESPOIR TRIBE-エスポワール・トライブ-」がプロデュースがする「EXGEE」はヘアケアブランドとしてシャンプー/トリートメントを新発売したときには、製品の良さを実感頂く為にも、まずは実際に使用してもらわなければなりません。試してみるというハードルを超えるために、彼らの130万を超えるYoutube登録者への動画でのアプローチは勿論、店頭キャンペーンも絡めた多面的なマーケティングを展開する事で、ファンの人たちが初動を作りながら、売れている商品として良い売り場に置いてもらえる好循環を作り出すことで、発売から2週間で10万個以上(※出荷実績ベース)のインパクトを出す事ができ、それは大きな成功体験でした。他にも、ファン以外に広げる取り組みとして、ヘアケアと連携する別のコンテンツと組み合わせ、ユーザータッチポイントを多面的に創出する為、サウナや銭湯とコラボレーションする事で実際に製品を使用出来る場を提供すると共に、認知拡大を図っています。
その結果もあり、現在は全国のドラッグストア・バラエティストアを中心に4,000店舗近い配荷となっています。


0から1を想像し、自分の可能性を試したい人と共に

ー今後、どの様なマインド持った人と働きたいですか?


常に粘り強く、チャレンジし続けられる人と一緒に働きたいと考えています。
私たちは新しいビジネスモデルで、日々、常に試行錯誤しながらチャレンジしています。
過去の成功事例や失敗事例などのバイアス経験だけではなく、自由な発想で新しい事にチャレンジ出来る人と、一緒にブランド作りが出来たらと思います。
ブランドは一朝一夕で出来るものではないので、粘り強くコミット出来るマインドが必要不可欠だと感じています。


結果にコミット出来るブランディングのスペシャリストへ

ー今後の将来ヴィジョンがあれば、是非お願い致します。


人生いつ死ぬか分かりません。明日死ぬかもしれない、と、そう考えて日々生きています。
お金も地位も天国には持っていけないです。自分が生きた証をどう刻むのか考えた時、未来永劫残る、一人でも多くの人を幸せに出来るブランドを一つでも多く残す事が出来たら、きっと笑って逝けるだろうな、と思っています。
その為にも、社会へ大きいインパクトを与えられるブランドを創造出来る様、ブランディングのスペシャリストになりたいと考えています。
まだまだ道半ばで、今担当しているブランドもまだ数億円の規模でしかありませんが、まずは10億円以上の規模になれるよう常にチャレンジを続けていきたいと思っています。

PROFILE

名前:安部匡史
役職:P2C Studio株式会社 ブランドユニットリーダー ブランドマネージャー
略歴:1986年2月14日生
2008年・・・武蔵大学 人文学部卒業
2008年・・・株式会社ヨウジヤマモト入社(新規ブランド マネージャー)
2022年・・・P2C Studio株式会社 入社
コスメ・ヘアケア領域チームの責任者としてブランドマネージャー業務に従事